【元銀行員】社長が教えるお金の裏ワザ

お久しぶりです。及川良です。

新NISA（ニーサ）制度が始まりましたね。

歌手のMISIA（ミーシャ）と似ているので、

「積立MISIAってどういうこと？」

と勘違いしている方も多いと思います。

（いるわけねーだろ）

ところで、みなさんお金の話をできる友人はいますか？

お金の話をすると嫌悪感を持たれるイメージあります。

人のお財布事情って聞きづらいですよね。

みんな大好きなくせに隠す「むっつりスケベ」な人多いですよね。

ホントは「みんなどのくらい貯金してるんだろう？」って気になりますよね。

今は、SNSで他人のお金事情をのぞける世の中になりましたが、SNSだけ見てると感覚バグります。

なぜなら、発信してる人は「超、強えぇ人」

「20代で2000万貯めました！」

「40代で1億円貯めて会社辞めましたw 」

ゴリマッチョな人ばっかりです。

そこで、「一般の方がどのくらい貯金してるのか？」をわかりやすく解説していこうと思います。

【家系の金融行動に関する世論調査】

金融広報中央委員会

◎全国5000人の一般家庭を対象としたアンケート

（1年に1回発表されます）

この調査をもとにしております。

お金に真剣に向き合うにはまずは、知ること。

【みんなの貯金額】

◎平均値

家族　1300万円

独身　  870万円

「まあまあ高いやんけ」

◎中央値

家族　400万円

独身　100万円

「結構違うじゃねーか」

【平均マジック】に気をつけろ

平均は超人が引き上げる性質があるので、中央値がリアルな数字です。

平均はイーロン・マスクがいると訳のわからん数字になってしまいます。

中央値を参照してください。

【年代別貯金額】

同じ年代の人はいくら貯金してるのか？

【貯金ゼロ】

家族　25％　独身　35％

自分の立ち位置の確認はできましたか？

希望、危機感、絶望。

全年代を通じて、中央値はあまり変わりません。

しかし平均値は次第に大きくなっていく。

【結論】「格差拡大」

半分の人は貯金できてない。

けど、貯金してる人はめっちゃしてる。

【年齢別・目標貯金額】

次に気になるのは、自分の年でいくら貯金額があれば良いか？

いくら貯金があれば勝ち組なのか？

これには「期待資産額」という概念を使います。

◎計算式

期待資産額=年齢×年収÷10

例：30歳で年収300万の人

.     30歳×300万÷10＝900万円

例：40歳で年収400万の人

.     40歳×400万÷10＝1600万円

この条件を満たすのはめちゃくちゃハードル高いです。

この貯金額を満たしている方は超優秀です。

ぜひご自身の年齢と年収でも計算して見てください。

家族や友人とお金の会話のきっかけになれば嬉しいです。

アメリカでは年収や貯金額の公開をし、議論し合うのが当たり前です。

日本でもムッツリすけべが減る事を願っています。